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喧嘩（ケンカ）するほど仲がいい。
喧嘩（ケンカ）するほど仲がいいというのは、よく言われることです。
しょっちゅう喧嘩するけれど、すぐに仲直りしてまた一緒に遊んでいる。
子どもによくあります。
実際に私の小学生の子供達もよく喧嘩しています。
きっかけはいつもささいなことです（汗）
学年は３つ違いますが、実際には2歳と少ししか離れていないので、まだ競ったり、比べたりすることがあります。
そのときは
「もう絶対遊ばない。」
とか
「もう嫌い！！」
とか言っています（汗）
しかし、翌日には昨日の喧嘩はなんだったの？
ていうくらい普通にしてるし、仲良く遊んでいるじゃないかー！！
っていうことがよくあります（笑）
子どもの場合は、それが友達でもよくあることだし、本当かもしれません。
ただ、
それが大人（夫婦）の関係になってくると話は別です。
大人の喧嘩（ケンカ）の場合
私は前の夫との関係がまさに
【喧嘩するほど仲がいい】
と本当に思い込んでいました。
私も元夫も、ささいなことからよく喧嘩をしていました。
そして喧嘩のあとは、わりとすぐに仲直りをしていて、
私達の口癖は
「うちらって喧嘩するほど仲がいいっていうけど、そうだよね！」
という感じでした。
今思えば
喧嘩することに慣れ、喧嘩してもそれは仲がいいことだから！
とお互いに思い込んでいたのかもしれません。
でも本当にそうなのでしょうか？
意味のある喧嘩とない喧嘩
喧嘩と言っても夫婦にとって、意味のある喧嘩と意味のない喧嘩があります。
そして今の私には、当時の喧嘩が意味のない喧嘩だったことがわかります。
お互いに自分の感情を相手にぶつけ合うだけの喧嘩だったからです。
でも当時はわからなかったです（涙）
喧嘩のときは、お互いにカッとなっていますから、ほとんどの場合でお互いが感情的になっていると思います。
でもその喧嘩によって、相手のことを理解し、逆に理解してもらえて、夫婦の絆が深まるのであれば、それは意味のある喧嘩ですが、お互いの感情をただぶつけ合い、相手を負かそうとするような喧嘩は全く意味がありません。
きっと元夫も私も相手を負かそうとしていたのだと思います。
自分の思う正当性を相手に伝えて、
「自分が正しい！！」
とお互いに主張し合っていただけなのだと思います。
ただ、喧嘩をすると疲れますし、喧嘩したままだと嫌なので、どちらかが謝ると、もう片方も謝る…
根本的に何も解決していない
根本的には何も解決していないのに、
解決した！
仲直りした！
それが習慣になってしまっていました。
根本的なことが解決していないので
（相手の気持ちを理解したわけではない。2人の間の溝が埋まったわけではない）
また、同じようなことを繰り返す…
そういう負のスパイラルに陥っていました。
喧嘩するほど仲がいいの勘違い
それなのに、私達は喧嘩が絶えないことを
「喧嘩するほど仲がいい」
と勘違いしていて
その結果すれ違いが大きくなり、夫婦の関係が修復不可能なまでになってしまったのだと思います。
その結果が
【離婚】です。
「なぜ、自分達は喧嘩が多いのか？」
「なぜ、すぐに喧嘩になるのか？」
それにもっと早く気付き、お互いに向き合っていればまた違った結果になったのかもしれません。
夫婦喧嘩が多いと悩んでいる方が考えるべきこと
夫婦喧嘩が多いと悩んでいる方は
・なぜ喧嘩になったのか
・相手が本当に伝えたいことは何か
・自分が相手に伝えたいことは何か
・ただ感情をぶつけ合うだけになってしまっていないか
・その喧嘩で夫婦の絆は深まったのか
をもう一度よく考えてほしいと思います。
【喧嘩するほど仲がいい】
それは夫婦の関係にはあてはまらないと思います。
喧嘩が多いということは、何かしら夫婦の間ですれ違いが起きているということですから…
夫婦関係に悩むあなたに贈る一言メッセージ
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